全力で萌えつきることをここに誓います
※ネタバレ水曜日
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碓氷さんのちゅー絵を死ぬほど待っているという下心をこめて便乗更新です。あんなにいやらしい絵を描くのに健全だと・・・!?(笑)龍ユを楽しみにしていますー!!
ということで次はユ龍です。更新は週末の予定です。
あと、話を変えて刺青の男というBLを読みました。
始まりはBLらしい軽いものだったのですがそれも数ページで終わり、一度駆け足で読み終えると強烈な読後感がありました。
BLは全体的にポップでキュートで内容が無く(あったとしても単純)ひたすら幸せなパッションピンクだと思うのですが、これは異色です。
BLの全てを読んだわけではないのですが私が読んできた中できちんとした自身のテーマがあり、それを貫いているひともいるのですが、こんなBLもあるんだなぁと正直思いました。
こんな読後感があるのはBLでは初めてかもしれません。一言で言うと重く、読んだ後は苦いものが残ります。ホモに夢を見ている女性が読むには厳しいものがあります。この本はファンタジー(BL)ではなく、生々しいリアルさがあるから。果たしてこれは幸せなのか、どうなのか、よく分かりません。非常に重いので好き嫌いがずっぱりと分かれる話ですが、私的には良かったです。悲しいというよりも、痛いのかなー。けれども切ないものの上に確かに美しいものがあって、この美しさや切なさや愛はパッションピンクのBLでは表現できない類のものだと思います。正直、幸せな夢はまさに夢で、見ている本人は脳漿を流しながら、ただ呼吸をしているという状況を見たときはいい気はしなかったけれども、あとからじわじわと来るものがあります。
ヤクザものなのですがひとり、久保田という綺麗な男がいます。彼は男でした。際立つ強さです。見た目は受けなのに男の中の男のようなひとで、ブレないんです。彼がなぜ警察になったのか、なぜ彼がそこまで自分を犠牲にしてまで社会の悪に立ち向かうのか、そういうところも気になる。彼の恋人を愛する覚悟も男でした。BL界ではほぼスルーされているHIV問題ですが、この辺りも生々しさを加味しています。すべてを知っていての、彼のあの行為は本当にすさまじかった。ブレず、受け入れている強さはなんなんだろう。こういう読者の意思が向くような隙間もあって、要するにセンスが良いのだと思いました。
絵柄もヤクザものも好みではなかったけれども(どこに惹かれて手にしたのか・・・)今では非常に気に入っています。良い話、になるのかなー。
ということで次はユ龍です。更新は週末の予定です。
あと、話を変えて刺青の男というBLを読みました。
始まりはBLらしい軽いものだったのですがそれも数ページで終わり、一度駆け足で読み終えると強烈な読後感がありました。
BLは全体的にポップでキュートで内容が無く(あったとしても単純)ひたすら幸せなパッションピンクだと思うのですが、これは異色です。
BLの全てを読んだわけではないのですが私が読んできた中できちんとした自身のテーマがあり、それを貫いているひともいるのですが、こんなBLもあるんだなぁと正直思いました。
こんな読後感があるのはBLでは初めてかもしれません。一言で言うと重く、読んだ後は苦いものが残ります。ホモに夢を見ている女性が読むには厳しいものがあります。この本はファンタジー(BL)ではなく、生々しいリアルさがあるから。果たしてこれは幸せなのか、どうなのか、よく分かりません。非常に重いので好き嫌いがずっぱりと分かれる話ですが、私的には良かったです。悲しいというよりも、痛いのかなー。けれども切ないものの上に確かに美しいものがあって、この美しさや切なさや愛はパッションピンクのBLでは表現できない類のものだと思います。正直、幸せな夢はまさに夢で、見ている本人は脳漿を流しながら、ただ呼吸をしているという状況を見たときはいい気はしなかったけれども、あとからじわじわと来るものがあります。
ヤクザものなのですがひとり、久保田という綺麗な男がいます。彼は男でした。際立つ強さです。見た目は受けなのに男の中の男のようなひとで、ブレないんです。彼がなぜ警察になったのか、なぜ彼がそこまで自分を犠牲にしてまで社会の悪に立ち向かうのか、そういうところも気になる。彼の恋人を愛する覚悟も男でした。BL界ではほぼスルーされているHIV問題ですが、この辺りも生々しさを加味しています。すべてを知っていての、彼のあの行為は本当にすさまじかった。ブレず、受け入れている強さはなんなんだろう。こういう読者の意思が向くような隙間もあって、要するにセンスが良いのだと思いました。
絵柄もヤクザものも好みではなかったけれども(どこに惹かれて手にしたのか・・・)今では非常に気に入っています。良い話、になるのかなー。
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