全力で萌えつきることをここに誓います
※ネタバレ水曜日
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今日は良い風呂の日です。なんだか一気にUPしなくてもいいんじゃね?とか思ったのでダラダラ気分転換で更新します。そして今、原稿に取り組んでいないといけないのに集中できないのです。だって寒いんだもん。最近寒くて寒くて原稿する気分にならないのです。何でだろう。原稿しようと思ってモリモリ晩御飯を食べて、原稿せずにそのまま寝ちゃうので太るばかりです。この悪循環をどうすればいいのか。――原稿すればいいんじゃーん!!
最近のツボがひとり突っ込みごっこなのですが、この一人○×遊び(マルバツ遊び)のような空しい遊びを私は今も密かに楽しんでいます。はははそっかー原稿すればいいんじゃーん!( む な し い )
では、続きに良い風呂の日小話です。続きます。黒ファイ、龍ユです。またしても鍋。鍋食べたいなー。よし!冬コミは鍋だ!!
最近のツボがひとり突っ込みごっこなのですが、この一人○×遊び(マルバツ遊び)のような空しい遊びを私は今も密かに楽しんでいます。はははそっかー原稿すればいいんじゃーん!( む な し い )
では、続きに良い風呂の日小話です。続きます。黒ファイ、龍ユです。またしても鍋。鍋食べたいなー。よし!冬コミは鍋だ!!
ユゥイの部屋に訪れると、珍しくかつての担任と、体育教師がそこにいた。ダイニングの中央にでんと置かれたこたつに目を丸くしていると体育教師が瞳を細めて声を掛けた。
「おう。久しぶりだな」
「・・・・・・?黒鋼先生もいらっしゃるんですか?」
それにはキッチンから箸や小鉢を運んでいる化学教師がにこにこと続ける。
「カニもらったんだー。ユゥイと一緒に鍋しようとしたらー、ユゥイが小龍くんカニ好きなんだよねーって言って、ついでだからここで食べようかってなってねー」
「・・・・・・ついでにこたつまで運んで来たんですか」
おれがファイ先生の部屋に行くのに、と化学教師へと首を傾げると、いつものにんまりとした笑みを返された。
「オレの部屋にしたら、鍋終わったらユゥイの部屋に行って、ふたりイチャイチャするでしょ?」
そういうことか、と小龍は肩を竦めてダイニングの隅に鞄を置き、こたつへと近付いた。
「心配しなくても先生の前でイチャイチャしませんよ」
「ホントにー?」
「黒鋼先生、ファイ先生が邪魔してくるんですけど」
体育教師の隣に腰を下ろし、皆の分のゆずポン酢を用意している相手にぶちぶちと返した。すると体育教師は肩を竦め、あからさまに話を逸らした。
「大学はどうだ?」
「まぁ、ぼちぼちですね。悪くはないです」
「はは。そうか」
笑みを零し、体育教師が小龍の隣に座ったユゥイへと小鉢を手渡す。
「ほらよ」
「ありがと。ファイ、座って。もう食べるよ」
「わーい!食べる食べるー!」
すべてのこたつの面が埋まり、おいしそうーと化学教師が鍋の中を覗き込んだ。
「もう食べて大丈夫?」
「まだだな」
「黒鋼先生。お箸、ハイ」
おう、と箸を受け取った相手を、小龍がしげしげと見詰めた。
「・・・・・・黒鋼先生。ユゥイさんと仲良くなりました?」
「あぁ?そうか?」
「前までこのひと、黒鋼先生に対して敬語使ってませんでした?」
少なくとも以前まではありがと、ではなく、ありがとうございますだった。珍しい、と思いながら隣のユゥイを見ると、そう?と鍋の中の白菜をつついている。
「仲良くなったんですか?」
「言っとくけどオレはもともと黒鋼先生のことはそんなに嫌いじゃありませんー」
「そのわりには最初のクリスマスのとき、ワンホールのケーキとか食べさせてましたよね」
しれっと小龍がその当時のことを口にすると、ぐっと詰まったのかユゥイは肩を震わせた。
「・・・・・・や。アレはファイに付いた虫を払おうと・・・・・・」
大人げ無かったです、とむっつりと続けたその横で、太陽のように化学教師が笑った。
「あははー!オレは今もユゥイに付いた虫を払おうとしてるけどねー」
「・・・・・・おまえホントに大人げねぇな」
小僧が呆れてるぞ、と体育教師が小龍を顎で示すと、またキラキラとした瞳がかつての生徒の瞳を覗き込んだ。
「大人げなくて結構です」
「・・・・・・食べるよ、ファイ。小龍くん」
また始まった、とぐったりとユゥイが続けると、はーい!と明るい声を上げて化学教師は真っ先にカニの足を器用に箸ですくい上げた。
「おう。久しぶりだな」
「・・・・・・?黒鋼先生もいらっしゃるんですか?」
それにはキッチンから箸や小鉢を運んでいる化学教師がにこにこと続ける。
「カニもらったんだー。ユゥイと一緒に鍋しようとしたらー、ユゥイが小龍くんカニ好きなんだよねーって言って、ついでだからここで食べようかってなってねー」
「・・・・・・ついでにこたつまで運んで来たんですか」
おれがファイ先生の部屋に行くのに、と化学教師へと首を傾げると、いつものにんまりとした笑みを返された。
「オレの部屋にしたら、鍋終わったらユゥイの部屋に行って、ふたりイチャイチャするでしょ?」
そういうことか、と小龍は肩を竦めてダイニングの隅に鞄を置き、こたつへと近付いた。
「心配しなくても先生の前でイチャイチャしませんよ」
「ホントにー?」
「黒鋼先生、ファイ先生が邪魔してくるんですけど」
体育教師の隣に腰を下ろし、皆の分のゆずポン酢を用意している相手にぶちぶちと返した。すると体育教師は肩を竦め、あからさまに話を逸らした。
「大学はどうだ?」
「まぁ、ぼちぼちですね。悪くはないです」
「はは。そうか」
笑みを零し、体育教師が小龍の隣に座ったユゥイへと小鉢を手渡す。
「ほらよ」
「ありがと。ファイ、座って。もう食べるよ」
「わーい!食べる食べるー!」
すべてのこたつの面が埋まり、おいしそうーと化学教師が鍋の中を覗き込んだ。
「もう食べて大丈夫?」
「まだだな」
「黒鋼先生。お箸、ハイ」
おう、と箸を受け取った相手を、小龍がしげしげと見詰めた。
「・・・・・・黒鋼先生。ユゥイさんと仲良くなりました?」
「あぁ?そうか?」
「前までこのひと、黒鋼先生に対して敬語使ってませんでした?」
少なくとも以前まではありがと、ではなく、ありがとうございますだった。珍しい、と思いながら隣のユゥイを見ると、そう?と鍋の中の白菜をつついている。
「仲良くなったんですか?」
「言っとくけどオレはもともと黒鋼先生のことはそんなに嫌いじゃありませんー」
「そのわりには最初のクリスマスのとき、ワンホールのケーキとか食べさせてましたよね」
しれっと小龍がその当時のことを口にすると、ぐっと詰まったのかユゥイは肩を震わせた。
「・・・・・・や。アレはファイに付いた虫を払おうと・・・・・・」
大人げ無かったです、とむっつりと続けたその横で、太陽のように化学教師が笑った。
「あははー!オレは今もユゥイに付いた虫を払おうとしてるけどねー」
「・・・・・・おまえホントに大人げねぇな」
小僧が呆れてるぞ、と体育教師が小龍を顎で示すと、またキラキラとした瞳がかつての生徒の瞳を覗き込んだ。
「大人げなくて結構です」
「・・・・・・食べるよ、ファイ。小龍くん」
また始まった、とぐったりとユゥイが続けると、はーい!と明るい声を上げて化学教師は真っ先にカニの足を器用に箸ですくい上げた。
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