歓.迎.会 Date : 2008/11/29 (Sat) Category : ぐだぐだ日常

昨日はわたくしの歓.迎.会があり、飲んできました。車で行きますからという常套句で酒を断ろうと思ったら若い男を駅で待機させるから電車で来いといわれ、それならばと電車で行きました。
久しぶりに7時の電車に乗った。高校以来です。高校の時はあの山手線のような混み具合いも問題なかったのに車通勤のラクさを覚えた怠惰な社会人にはあの密着空間は厳しかったです。汗だく。汗だくっすよ。そこから乗り換え、再びJRで辿り着くともう待っててくれてそこで恐縮です。

というより昨日はひたすら恐縮した日でした。男性陣はスーツに社章をつけての出で立ちにびっくりし、12名でン万円の会計を見てびっくりし（もちろん私たちは一銭もお金を払わない）、二次会へとなだれ込んでお開きの頃にはすっかり電車はなかったのですが、タクシーを手配してくれてここでも一銭も払わずに帰りました。私が使ったお金は行きの電車代の320円だけです。
それで部長から前の会社ではボーナスいくらもらってたんだと何度も聞かれ、「年間で●●●ですね」と答えるとにやりと笑われました。「なんだ、その程度で満足してるのか？」「いえ、満足はしていませんが・・・」「この会社は、がんばり次第だ」うわーすげー。中年男性でこういう台詞が似合うひとに、リアルで出会ったのは初めてだー。というより前職での給料はかなり良くてひとからよく羨ましいといわれていました。それをその程度、と言ってのけるあなたがすごいっす。一生ついて行きます。というより、私の実力でこれ以上は無い、と言う企業へ就職できました。本当に嬉しい。親の時代では縁故でしか入れなかったところなんですが、これも縁でしょう。私はここに入るのに、一生分の縁を使ったような気がします。

今までの職場は男女差別がありどんなにがんばっても役職につくことなんてできませんでした。所詮日本はこうなんだと、そういう目で社会を見ていた私を部長は面接のときに見抜いて「女性は、出来るひとは他者を見下しますからね。何十万人という女性を見てきましたが、出来るひとで人当たりもよく、はつらつと生きていると思ったひとはたった一人です」とおっしゃった部長。私はその言葉を聞いて非常に恥ずかしかった。私がそうだったからです。

とにかく良い職場には良い上司がいるもんです。日本の会社も捨てたもんじゃないと思える会社にやっとめぐり合えました。月初は帰りが朝の4時、とかなんですが問題ない。とにかく私は幸せです。

そんなわけで更新止まります。更新は来週月曜日に。